娘が生まれた日

166_017/22(金)、その日は突然やってきた。

7/3に里帰り出産に備えて実家に帰省していた妻との生活も間もなく3週間が経とうとしていたところ。久しぶりの一人暮らしにも慣れてきた何でもない1日。出産予定日は8/3と、2週間弱に迫っていた。いつ生まれてもおかしくない状態にはなっているので心構えはしていた。

実はその2日前、夜な夜な妻のために安産祈願のお守りを自作していた。青森に因んでこぎん刺しの手作りのお守り。妊娠期間中もかなり早い段階から作ってあげると自主的に言っていて、いざいつ作るんだと後回しにしていたらいよいよ出産2週間に迫ってきた。そろそろ作ってあげなきゃなと思って平日仕事が終わった夜にビールを飲みながら作ったお守り。我ながら上出来でこれはいいお守りになるだろうと、本当は直接渡しに行きたいところだったけど早く送ってあげようと思い翌日朝イチで仙台から発送しておいた。

速達で送ったので7/22(金)の午前中には着くはずで、楽しみにしておいて!とLINEでやりとりなんかしていた午前中、なかなか妻の元には届かず、そうこうしていたら何やら陣痛が来たから病院に行くとの連絡。お守り届かなかったか…と思っていたら、妻が母に連れられて家を出た瞬間に郵便屋さんが到着してちょうど受け取ったらしい。なんというギリギリのタイミング。

かくかくしかじかで、妻は病院へ様子を見てもらいに行ったという状況で、まだ生まれるかどうかは確定的ではないので僕はとりあえず仕事。料理教室の撮影の仕事だったので料理教室の先生には事情を伝えつつ、先生と二人でいつ連絡が来るだろうかとハラハラしながら撮影。ちょうど撮影が終わって会社に戻るかーというタイミングで妻から電話。そのまま入院となって今日にも生まれるかも知れないとのこと。

会社に戻って幸い急ぎの仕事がなかったので雑務を片付けて、17:30頃、チャリを駆って自宅へ。クルマに乗り換えて一路妻の実家へ。穏やかに晴れた夏空の1日で、高速道路を走った夕日の景色はとても綺麗で印象に残っている。

18:30頃産院に到着。4人部屋の病室で待機していた妻は母と一緒で、5分間隔ぐらいで押し寄せる陣痛に耐えながらなんとか笑顔を見せていた。まだ会話できる程度でこの調子なら日付をまたぐ前後で生まれるかもという様子らしい。

妻と母と3人で病室のベッドで待機していると陣痛の間隔がどんどん短くなり3分を切り始めた頃に陣痛室に移動。点滴を打つ。この辺りからもうかなり辛そう。病室にいた頃とは苦痛の表情がさらに強まってきた。

19:30頃に移動してからしばらく陣痛室での待機が続き経過観察。21:20頃に破水の兆候が見られ、22:00前には分娩室に移動となった。ここで僕は陣痛室からロビーへと一時退室。準備が出来るまで待機する。

いよいよ23:00を過ぎた頃に助産師さんに呼ばれ分娩室へ同室。必死に頑張る妻の横でお茶を飲ませたり声を掛けたり。間もなく院長が入室して最後のひと踏ん張り!

7/22(金)、23:36、2,722gの元気な女の子が誕生しました。妻、本当に良く頑張った!

生まれて間もなくのところを助産師さんのカメラで3人記念撮影して一時退室。しばらくしたら生まれて間もない我が子を抱っこさせてもらえた!本当に小さくてかわいい。生まれる瞬間に立ち会ったものの、まだ我が子という実感はわかないもんだ。両親や関係各位にメールやらLINEやらで連絡をしてロビーで過ごした後、分娩室に戻って妻と面会。出産直後で体も落ち着かない状態だろうけど、大仕事を終えてほっとした表情をしていた。

深夜2:00頃になって、妻が部屋に戻るというのでここで面会終了。車を走らせて一人自宅に帰った。

無事五体満足で生まれてきた娘を見て本当に安心した。そして何事も無く初産を終えた妻にも。お腹の中で大きくなった我が子が、頑張って頑張って暗いトンネルをくぐって出てきたこの世界が、広く明るく、喜びと美しさに満ちたものであるために、親である自分たちも成長していかないと。と思い巡らした帰り道でした。

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