ツール・ド・ラ・フランス初参加

156_01ちょっと隣県まで自転車乗りに行ってきた(雨の中)

数年前、初めてこのイベントを知った時からそのネーミングのセンスに惹かれ、またそのイベント名とは裏腹にのんびりした農道を走るサイクルイベントという点にも惹かれ、是非一度参加したいと思っていた「かみのやま ツール・ド・ラ・フランス大会」。

今年で26回目を迎えるこのイベントに今年初めてエントリーしました。9月初旬の募集開始日に即申込。人気イベントだけあってすぐに定員に達するのでエントリーするのも一苦労です。

で、で、それだけ楽しみにしていたイベント当日の天気予報が、1週間前くらいからずっと思わしくなかったのです。。日が近づくにつれて雨は確定的なものになり、前日時点では午前中は曇りで、午後から雨かという感じ。

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イベント前夜、早朝の出発となるため早めに就寝。そろそろ朝かなーと目覚めたらまだ0時過ぎだった。

メールをチェックすると同行する予定だった先生からのメール。先生お二人は朝の判断を待たずに早々にキャンセルを決定したとのメールでした。さらに天気予報をチェックすると朝から終日雨の予報へと下方修正。これ、行かなくていいんじゃないか…と何度も悩んだものの、いろいろ準備したし、思い切って雨の中の単独参加を決意。

それにしてもまだ早いので寝ようと思ってベッドに戻るもなかなか寝付けず、2時頃から起きていることに。過去のラ・フランスに参加した人のブログを探したり、借りる予定の日産ノートにそもそも自転車を積めるのかが不安だったので、ノートに車載した人の写真などをネットで検索。

眠くないのでそのまま「かもめ☆チャンス」読書タイムに突入。乗鞍編を見て自転車熱を高める。3時を過ぎてちょっと眠気がきたのでソファで横になる。

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4時を過ぎて着替え開始。雨覚悟で冬仕様に近いウェアの組み合わせ。自転車のウェアってタイトできゅっと締められる感じがあるので、着るとなんだか気持ちがシャキッとする。着替えが終わると朝食。5時にセットしておいたご飯が炊きあがり、昨晩作ったカレーを食べる。

荷物はバックパック1個にまとめて、6時前に家を出発。外はまだ雨が降っていなかった。家近くに停めてあるカーシェアサービスのクルマに自転車を積み込む。後部座席を倒したら前・後輪外さずに横に寝せて車載できた!

日産ノートに車載の図。往路は雨に濡れていなかったのでそのまま積み込み。帰路はびしょ濡れだったのでブルーシートで養生しましたよ。

日産ノートに車載の図。往路は雨に濡れていなかったのでそのまま積み込み。帰路はびしょ濡れだったのでブルーシートで養生しましたよ。

受付開始は7時、開会式が8時だけど、間に合わせるつもりはなく、6時出発で8:30にでも着けばいいかなと思い一般道でのアクセスにする。48号線を山形へ向かって走って行くと愛子を過ぎたあたりからすっかり雨になってしまった。しかもワイパーを早く動かさないといけないほどに。。

途中コンビニでコーヒーを買って眠気を覚ましつつその後もクルマを走らせる。こんな雨の中わざわざ1人で隣県まで遊びに行くってなんだかなーと思わなかったでもないけど、引き返すつもりも毛頭ないのでとにかく目的地へと向かう。

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天童〜山形を過ぎていよいよ上山市に入ると雨の降り方は仙台よりやや穏やか。でも道路は完全にウェットコンディション。市役所はもうすぐというところで次第に道を走るサイクリストが目につくように。自走組はもうすでに濡れてのスタートかーと思ったのと同時に、雨でもやっぱりみんな来るんだよなーと妙にやる気が出てきた。

市役所前に誘導員のおじさんが立っていたので聞いてみるともう駐車場が一杯ということでちょっと離れた駐車場に案内された。まだ余裕があったものの結構なクルマの数。クルマから自転車を降ろしたり着替えたりと準備するサイクリストがたくさんいる!

近くのコンビニでドリンクだけ買ってボトルに補充。自転車に乗って市役所の集合場所に向かうと、バイクラックにたくさんの自転車とさらにたくさんのサイクリスト!

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まずは参加票を持って受付へ。ここで背中・ヘルメット・バイクに貼るゼッケンを受け取る。すでに開会式は終わったようで、8:10の60kmコースへ参加する人たちのスタート待ちの長い列が出来ていた。60kmコースの参加者が一番多いので結構な人数だ。

ヘルメットに貼る。参加者には名簿と氏名が書かれたパンフレットが配布されているのでこの番号で本名がバレるな。ま、別に良いんだけど。

ヘルメットに貼る。参加者には名簿と氏名が書かれたパンフレットが配布されているのでこの番号で本名がバレるな。ま、別に良いんだけど。

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バイクにも貼る。貼る場所に悩む。濡れてて上手く貼れない。この後シートチューブに巻きつけました。

手荷物預り所にバックパックを預けて、バイクラックに自転車を停めてとりあえず市役所の中へ。

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30kmコースの出発時間は9:30予定だったので1時間くらい市役所周辺で時間つぶし。と言っても雨降りなのでどこに行けるわけでもなく、基本的には市役所の食堂の中で雨宿りをしていた。市役所内ではご覧のとおり、ラフランスカラーのジャンパーに身を包んだプロおばさま集団がラフランスを黙々とカット。これが後ほど食べ放題となるわけですね。

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スタート時間まで1時間足らずとは言え、ほんとにすることがない。食堂の椅子も埋まっていて座れないので愛車の写真を撮るくらいしか時間の潰しようがなかった(あとトイレも済ませました)。

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いよいよ出発時間が近づいた9:15頃、スタート位置へと参加者がそろそろと移動し始めたので一緒に移動。

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もう一切天候の回復とか期待していない感じになるくらい吹っ切れてるけど、やっぱり周りにたくさんのサイクリストがいると心強く、雨でも関係なくなる不思議。

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このゲートからスタートです。

■11/8(日) 第26回ツール・ド・ラ・フランス 30kmコース 9:16出発

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距離:28.5 km
移動時間:1h 24m 56s
経過時間:1h 56m 55s
獲得標高:491 m
平均速度:20.2 km/h
カロリー:726 kcal

https://www.strava.com/activities/428486482

スタート直後は農道ライド!雨に霞む山々が綺麗だった。

スタート直後は農道をひた走る!雨に霞む山々が綺麗だった。

いつものライド同様にSTRAVAで記録をとりながら走ったんだけど、雨の中ハンドルにiPhoneを固定しておくのはさすがに避けて背中のポケットに入れておいた。なので、コース全容は把握していないし残り何キロあるのかとか、まったく考えないことにして、コース途中の誘導員の案内に任せることにして走りました。

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雨の空模様はさておき、道中の紅葉に癒やされる。

平坦な農道をしばらく走ると次第にアップダウン区間に。ちょっと傾斜が出てくると早くも押し歩きにシフトするおじさんおばさん達が散見される。

156_13アップダウンのある区間はフルーツラインと名のついた道路らしく、道端には多くの果樹園が目についた。

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雨さえ降っていなければ…という上山市一望的な風景。かの有名なスカイタワー41も屹立しておりました。

フルーツラインを抜けると30kmコースのおよそ中間地点となる楢下宿へと向かう行程。30kmコースの参加者にとってはここが唯一食事できるエイドステーション。

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楢下宿の直前にめがね橋があったので記念撮影。バイクが川に落ちそうで落ちない絶妙なバランスを確保。

途中、沿道に小さな女の子姉妹がお母さんと一緒に道行くサイクリストに声援を送っていた。晴れていれば沿道の応援ももう少しいたかも知れないが、それでも雨の中声を掛けてくれる姿に思わず和みました。

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楢下宿

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シューズのクリート保護への気遣いか、ござを敷き詰める優しさ。

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ラフランス食べ放題!

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玉こんも食べ放題!

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温かくて身にしみる。

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こちらのテントでは楢下宿の木札を売っていた。

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木札とホットコーヒーがセットで300円という謎の抱き合わせ販売(記念に買いました)

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この地域での名物、納豆あぶり餅。コーヒーを飲んだ後だったので食べる気にならなかった(食べれば良かった)

もうこのエイドステーションに着いた段階でシューズの中まで雨でぐっしょり。手袋も絞れば水が滴るほどに。あまりゆっくりし過ぎると体が冷えてくるのでほどほどに休んで出発しました。

再出発!の前に愛車撮影。自転車の写真はよく撮った。

再出発!の前に愛車撮影。自転車の写真はよく撮った。

雨でも山々って綺麗なんだなーと改めて感じました。

雨の山々というのも綺麗なものだなと再認識。

楢下宿エイドステーションを過ぎると、30kmコースの参加者には食事のできるエイドステーションはもう無し。この先にある生居川ダムで飲み物の補給箇所があるだけです。ダムに向かう道なのでしばらく上り基調の道が続く。

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生居川ダムに到着。懲りずに愛車撮影。

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温かいお茶を頂きました。

ここからしばらくは下り基調でスタート地点へと戻るルート。雨の中さすがに冷えてきたのでスリップに気をつけながら快調に飛ばしながら帰っていく。

往路で走った農道を戻って、いよいよ…

156_29ゴール!涙で前が見えない…じゃなくてレンズにも雨粒が(以後雨粒ごしの写真が続きます)

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参加賞のいろいろが入ったサコッシュをくれました。スタッフも寒そう…。

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サコッシュ。中身はラ・フランス2個とお菓子2個、入浴券、チラシほか。

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マチ付き、チャック付きのリッチな仕様。なお雨は即座に染みこむもよう。

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参加者に振る舞われた山形の芋煮とおにぎり。美味しかった…。

市役所内食堂で芋煮とおにぎりを頬張り、ひとまず休憩。食事を終えて12:30の抽選会の時間まで1時間ほどあったので駐車場に戻って着替えることに。何しろ市役所内に暖房のある休憩スペースがないのでクルマに逃げ込むほかなかったのでした。

とりあえずエアコンを最大限活用して乾かすものは乾かしながら着替え。全身びしょ濡れで大変。

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抽選会の時間が近づいたので、また市役所へと戻りました。

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芋煮おかわりしました。

抽選会はゼッケンナンバーを呼ばれたら取りに行く形式。約1000人の参加者に対して100名ほどに当たる景品が用意されていました。

いよいよお楽しみ抽選開始〜!でも、市長!なんだか読み上げるペースが…!このままでは2〜3時間かかりそうです。

とりあえず、帰りの時間のリミットもあったので13:30頃までに名前呼ばれなかったら帰ろうと決めて、抽選会をのんびり見守っていました。寒かったけど。

なかなか呼ばれないな―と、うっすら期待しながら待っていたら、ちゃんと呼ばれました!ラフランスの成分を抽出して作ったとかいう化粧品。妻へのおみやげが出来た。

貰うものも貰ったので即駐車場へ!

参加賞の中に市内の温泉で使える無料入浴券が入っていたんだけど、帰りの時間の都合で使えず帰宅。一応使用期限はその日だけじゃないようなのでまた今度期間内に来れたら来よう。。

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以下、感想まとめ。

基本的にはいつも家を出る瞬間からサイクリングが始まるので、今回のように車載して目的地に行って、そこで走って帰ってくるというのは初めて。ようするに、知らない町を走るのってなんて楽しいんだ!という感覚が新鮮でした。

これが横殴りの強風を伴う雨ならさすがに嫌気もさすというもの。幸いにして秋のしとしと降り注ぐ雨の中、鮮やかに色付く山々には霧が立ち込め、もう雨なんてどうでもいいやと走っている最中には、体で感じる全てが楽しさに変換されるくらい、景色は美しかった。

とは言えこんな雨の日、一人で走りに出かけることなんてありえないのだから、1,000人近くものサイクリストが集うイベントだからこそ、この楽しさを味わえるのだと思うと、サイクルイベントの魅力って凄い。

今年で第26回にもなる当イベント。すっかり人気のイベントに成長しているようで、数年前の募集人数の規模から比べると相当拡大しているのが分かります。もともとのゆるーいイベントの雰囲気に、もっと走りたい!という長距離志向のサイクリスト達の要望も考えなくちゃいけなくなって、そのバランスをどうしていくのか、また来年試行錯誤するんでしょう。

開催当初を知らないけど、僕はこなれた感じのない、シンプルなコンセプトに素直なイベントであって欲しいと思います。

「ラフランス食べて欲しい!温泉入って欲しい!だからこの時期、ちょっと寒いけど自転車乗りにきて!気持ちいいから!(雨降りがちだけど…!)」みたいなね。

普段30km程度走るのなんて物足りない距離でしかないのに、妙に充実感を覚えた一連の行程でした。ほんと、雨なのに。

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大会主催者、関係者の皆さま。雨の中の運営、誠にありがとうございました。初めての上山に触れて、忘れられない秋の思い出となりました。これからもますますこのイベントが繁栄していくことを心からお祈りします。

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