「あ・な・たーは武ー士?」
「かつては武士と同じ待遇だった時代もあったんですが…」
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お盆休みの最終日、青森への帰省から仙台に戻ってきて大相撲夏巡業仙台場所の観戦に行ってきました。会場は仙台市体育館。
妻と相撲好きの先輩と相撲を見たことのない妻の友達と4人、朝8時の開場にあわせて集合。地下鉄の富沢駅から体育館へと向かう道はすでに相撲ファンでごった返している。朝8時だというのにすごい熱気!
会場に近づくごとに耳に入ってくるのは大相撲を象徴するサウンドスケープ、寄せ太鼓。軽快な太鼓の音も間近で聞くとけっこう強く叩いているのが分かる。
体育館に入るともう既に、ちらほらと力士がうろついている!去年の10月に両国で初めて観戦した時とは比べ物にならないほど、顔と四股名が一致して覚えているので、力士の顔を見る度「あ!◯◯だ!」「あー◯◯もいる!」と子どものようにはしゃいでしまう有り様。
中庭でちゃんこの販売があったので、朝早いけど売り切れる前にと四人でちゃんこを食べました。
感想。とっっても美味しかった。なんだこの味付け!
小腹が満たされたので体育館の中へと入る。
チケット発売日に即手配したのが良かったか、マス席の最前列を取ることができました。一列前はタマリ席。
マス席最前列から眺める土俵はこの近さ!力士がとにかく近い。
隠岐の海
胸を貸す稀勢の里
遠藤
栃煌山
稀勢の里(お尻)
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稽古が終わるとちびっ子の稽古。この頃になると会場はすっかりお客さんが多くなってきました。
大砂嵐が子どもをぶんぶん振り回すので見ていて怖いw
呼出聡一。夫婦共々、力士と同じくらい応援している。
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下っ端力士の取組が始まり、いよいよ本格的な大相撲の空気が漂い始める。拍子木、呼出・行司の声、会場のアナウンスが一体となって大相撲の雰囲気を醸し出す。
やがて十両土俵入り。この辺りからは知っている力士がたくさん登場する。
超優しい顔。荒鷲。
最近十両に落ちてたるんでいる千代丸たん
横綱鶴竜の綱締め実演がありました。
ここから幕内土俵入り。人気力士勢揃い。
ファンサービスに暇のない大砂嵐
照ノ富士。妻が大ファン。
横綱白鵬土俵入り。太刀持ち魁聖
横綱鶴竜土俵入り
村井知事が挨拶しました。仙台場所は実に7年ぶりの開催だったそうですよ。
ガガ様(臥牙丸)
玉ちゃん(木村玉治郎)
イッチ(逸ノ城)
三役揃い踏み
気迫あふれる照ノ富士
結びの一番は横綱白鵬×鶴竜
最後に土俵を間近で眺めて帰りました。
会場を後にして、興奮冷めやらぬまま一番町のちゃんこ屋「宮登」へ。ちゃんこ料理を囲みながら相撲の魅力について語り合うという理想的な流れ。
本場所は二ヶ月おきなので通常空白の1ヶ月があるわけですが、今回は間の8月に地方巡業があったので9月場所まで相撲熱そのままに突入となり、更に観戦に熱が入ることは間違いなし。
ここまで一切触れませんでしたが僕が全力で応援している「勢」は仙台場所を休場していたのでしたー。唯一のガッカリでしたが、早く怪我を治して本場所で飛躍してください!