新潟旅行 中篇

11月29日(土)、朝8時にクルマで仙台を出発してやってきた新潟県阿賀野市、五頭温泉郷。角屋旅館という10室だけの旅館に宿泊しました。

前篇はこちら→「新潟旅行 前篇

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五頭温泉郷は五頭連峰の麓の3つの温泉地からなる温泉郷。山の麓の温泉地という雰囲気と規模感が宮城の遠刈田温泉に似ている印象を受けました。宿は出湯温泉に5軒、今板温泉に1軒、村杉温泉に6軒と、ややこじんまりとしているもののラジウム温泉という放射能泉が湧き出ているのが特徴。

宿泊したのは「ふるさとがしのばれる宿」という印象的なキャッチコピーを掲げている角屋旅館。妻がとても行きたがっていたので選んだ宿でしたが、僕自身デザイナーとしてこの宿に興味があって、初めに手にしたコンセプトブックでかなり心を掴まれました。

Facebookの公式ページなどにアップされるきれいな写真も旅館スタッフで撮影しているというし、宿泊に直接関わるわけではないが非常に大事なイメージづくり、期待感の演出が、デザイナーなどのクリエイティブ任せではなく、現場スタッフの手によって運用されているのがとても好印象に写っていました。

そんな期待を抱いて行った角屋旅館。クルマを旅館の前の駐車場に停めるとまず仲居さんが迎えに来てくれました。ロビーでチェックインの受付かと思ったらそのまますたすたと二階の部屋に案内されて部屋で荷物をおろしてチェックインとなりました。

すぐに温泉も入れるけど、まずは周辺を散歩。

角屋旅館の裏手には

・共同浴場薬師の湯
・足湯
・共同露天風呂

などがコンパクトに集中。坂を登って行くと足湯、露天、さらにその上に薬師堂。温泉に浸かる前にお薬師様に参拝します。

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防火水槽の標識の支柱に「笹神村」の表記。阿賀野市に合併する前はその名前だったよう。笹神村の方が秘湯感があって良いのにな。

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肝心の杉本体の写真はちょっと失敗したので秘蔵

薬師堂のすぐそばにはめおと杉があって、その脇には杉林を歩く小道。

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温泉街の方まで戻ってきて、さらに散策。

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陽も落ちてきたので旅館に戻りました。少し冷えた体を温めつつ、まだ少し明るいうちに露天風呂の風情を楽しみに。

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貸切露天、石の湯。

ラジウム温泉というのに入るのはこの機会が初めてでした。秋冬は腰のあたりがかさかさして痒みがひどいのがこの日から数日肌の潤いが違いました。美肌の湯というのは嘘じゃないかも。

角屋旅館は2つの露天風呂と2つの内湯の計4つが全てそれぞれ貸し切り。空いていれば好きに入れて、カギをかけて常に貸し切りで利用できるという仕組み。そもそも部屋数が10室と少なく、風呂が4つもあればどれかは空いているという状態。

2種の露天風呂が開放的で特に気持ちよかったですが、ラジウム温泉の効果を高めるには閉めきった空間がいいそうで、内湯の一つはそのようになっていて霧が噴き出している霧湯というものも。2泊3日以上が推奨されるそうで療養目的に2泊したら確実に健康になる気がします。

体もすっかり温まったので、湯上りビールを求めてロビーへ。

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玄関を上がってすぐの廊下に鎮座する古時計。現役。

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ロビーに囲炉裏。鉄分を含んだお湯でお茶を淹れるので妊婦にも優しいとか。

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地ビール(瓶)もありましたがまずはエビス樽生。

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コースターやお土産に売っている手ぬぐいのデザインにも先の古時計がアイコンとしてあしらわれている。

 

ロビーでビール飲みながらオセロして遊んでるうちに夕食の時間。この旅館、料理コースがかなり細かく選べるのが嬉しいところです。お肉を食べられないのは惜しいですがせっかく日本海側に来たので新鮮な魚を頂くことにして海の幸コースを予約して来ました。

前菜

前菜

岩の原ワイン 深雪花

岩の原ワイン 深雪花。ハーフボトルしかなかったけどフルサイズで飲みたいくらい食事と良く合いました。

日本海の新鮮なお刺身。ピチピチ。

日本海の新鮮なお刺身。ピチピチ。

カレイ。久しぶりに食べたが美味い。

カレイ。久しぶりに食べたが美味い。

キノコと牡蠣の鍋。ぐつぐつ。

キノコと牡蠣の鍋。ぐつぐつ。

毛ガニ。2人前じゃないと思うくらい出てくる。

毛ガニ。2人前じゃないと思うくらい出てくる。

新潟のご飯が美味しいのは間違い無いが最後に出てくる頃にはもう...

新潟のご飯が美味しいのは間違い無いが最後に出てくる頃にはもう…

ところで僕は部屋食の宿に泊まったのが初めてで、個人的には大広間で他の客もそれぞれ座って食事を楽しんでいる様子が見えたほうがいいなと思っていました。でも自宅の和室でくつろぐように二人でゆっくりと食事を楽しめるし部屋食の魅力も実感。

料理もある程度まとめてテーブルにどーんと一斉に並ぶのかと思いきや一つひとつ丁寧に作られた皿がコース料理のように運ばれてきて、料理のクオリティに大満足。質がいいだけじゃなく量も多くてお腹が苦しいくらいでしたが、終盤ギブアップした妻を尻目に、黙々とカニを食べ続けたのは私。

食事が終わってしばらくお腹が苦しく部屋でゴロゴロしてからまだ入っていない他の3つのお風呂へ。湯に浸かってお腹も少し落ち着いて部屋へ。

実は部屋にも囲炉裏のある間があって二間続きの広い部屋でした。火を入れてもらえば普通に使うことが出来る飾りじゃない本物の囲炉裏で沸かした湯でお茶を淹れたりすると良いようです。結局火は淹れなかったのでもったいないことをしましたが部屋がゆったり広いだけで満足。囲炉裏がある雰囲気もいいもので。

12月にさしかかろうという時期に関わらず季節外れに暖かかったこの日、夜も冬のように寒くなること無く快適に過ごせました。

次回は新潟旅行後篇。新潟をあとにして山形の庄内を経て仙台に帰ります。

後篇に続く→「新潟旅行 後篇

新潟旅行 中篇」への2件のフィードバック

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